フィールドスタディを今年も開催しました!

2021年7月19日、去年に引き続き今年もフィールドスタディを開催しました。今年は、福岡県立須恵高校の2年生、男女合わせて6名が参加しました。今回は、フィールドスタディの最後に高校生の皆さんへ、課題を掲示し、話し合った結果を発表してもらいました。

──須恵高校、生徒への思い

須恵高校は、文部科学省から「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」のアソシエイト校として指定を受けており、その一環として「フィールドスタディ」への参加を行いました。

今回の「フィールドスタディ」は、ただ職場体験学習をするだけではなく、学校の中だけではできない多様な社会体験、地域における活動を通じた探究的な学びの推進を、目的としています。

今回の経験を経て、より幅広い視野を持ち、物事に思慮深くなることで、将来より良い選択ができる足掛かりになると期待しています。

現状として高校卒業をして進学をする人たちは、将来の就職活動の時まで、地元企業を知る機会があまりありません。そこで、高校の時から地元企業と接点を作り、将来の就職活動の時に、地元企業も選択肢の1つにしてもらおう!という将来的な地域の経済発展に繋げる目的もあるようです。

What is 「locus フィールドスタディ」?

フィールドスタディとは、会社見学・職場体験などのこと。 株式会社マイナビが運営する高校生向け総合オンライン学習サイトの 「locus(ローカス)」の核となるプログラム。

「このプログラムを通じて、「仕事」と「学び」をつなげて考え、 就職や進学など将来について幅広い視野で進路選択ができる力や 新たな発想や視点に気づくイノベーション思考を養います」
───「locus(ローカス)」より

フィールドスタディ当日の流れ

アイスブレイク 9:00~9:20 双方自己紹介
企業紹介 9:20~9:50  
会社見学・社員座談会 10:00~10:40 社内の見学や、社員への質疑応答など
課題提示 10:50~11:20 弊社から課題を提示、チームごとに会議
発表 11:20~11:40 チームごとにアプリを提案
まとめ 11:40~11:50 今日の全体的な感想、高校生に伝えたいことなど

7月19日(月)当日リポート

アイスブレイク

引率の先生とともに、少し早い時間に到着した学生の皆さん。
アイスブレイクが始まり、学生の皆さんと弊社担当が交互に軽く自己紹介を行いました。学生の皆さんには、好きな教科や芸能人を交えながら、緊張しながらも自己紹介をしてもらいました。

企業紹介

アイスブレイクのあとは、そのまま企業紹介へ。弊社作成の簡単な会社案内資料を見てもらいながら、エム企画は普段どういう仕事をしていて、どんな人が何をしているのか、エンジニアになるためのステップアップなどを紹介しました。

会社見学

休憩を挟んでから、社内の設備などの見学です。サーバー室の見学、リモート会議場所の見学、CTIソフト「エムテル」の体験、プログラムのコーティング作業の見学を行いました。特に「エムテル」体験と、プログラムのコーティング作業は興味深く見学していて、驚いたような表情をしていました。

社員座談会

弊社の社員2名に参加してもらい、それぞれのキャリアトークを聞きました。昨年と比べて、今年は4月に入社した新入社員も交えての社員座談会。より学生の皆さんと年齢が近い社員との交流となり、雑談ありの笑いもあった和やかな雰囲気でした。

課題提示

冒頭でも記述したように、今年は弊社から学生の皆さんに1つのテーマを出題。そのテーマに沿って、システム案を考案、発表までしてもらいました。せっかくなので自己紹介のときの趣味や好きな教科をもとに「音楽チーム」「ゲームチーム」「映画チーム」の3グループに分かれて企画会議を。

その話し合いのテーマはこちら。

今回のテーマ

チームのジャンルに合った、便利なアプリを1つ提案せよ

約30分間、グループごとに集まり、弊社で用意した「発表シート」に書いたり消したりしながら真剣な顔つきでアプリを考えていました。時には、弊社担当に聞きに行くなど、意欲的に取り組んでいるようでした。

発表

3グループとも「発表シート」を完成させたところで、発表の時間となり順番を決めてそれぞれ発表してもらいました。

1番目 ゲームチーム

全ジャンルのゲームに対するアプリ「ゲームランキング」を考案!
たくさんのサイトにゲームの情報が散っていて、ユーザーに必要な情報が発見しづらいと言う理由から、このアプリを思いついたようです。
ゲームの”総合的”なランキング閲覧、ゲーム購入、ゲーム中に苦戦している場面の攻略方法をピンポイントで検索できるなど、1つのアプリでさまざまなことが出来る効率的な内容となっています。日頃ゲームをしていて「こんなアプリがあったら便利だなぁ」と感じているからこそ思いついた、ユーザー目線のアプリだと感じました。さまざまな情報が飛び交っているネットでは、どれを参考にすべきか分かりづらいため、シンプルに自分の知りたいことが知れるなら需要があると思いました。このアプリの問題点として、利益が出しづらい点をあげていました。アプリの画面構成もしっかり作りこまれていたので、課題をクリアすれば、素晴らしいアプリ開発となるかもしれません。

2番目 音楽チーム

完全無料の音楽アプリ「Free Music」を考案!
課金不要で音楽を楽しみたいという、お金に限りのある学生さんならではの理由から、このアプリを思いついたようです。
高音質で無制限に好きな曲をダウンロードして、プレイリストも作成できる内容となっています。他にも、週間ダウンロードランキングの確認や曲のお気に入り登録、自動でユーザーの好みに合ったプレイリストの作成も行います。世の中に今存在する音楽アプリは、無料でも曲の途中で広告が流れたり、アプリ内で一部要課金だったりするものが多いと思いますが、このアプリでは課金の必要はもちろんなく、広告もないようです。問題点としてアーティストにお金が入らない点をあげていました。この問題点は大きな壁となりますが、もしこのアプリが実現できて、さらに幅広いジャンルの音楽を対象とすることができれば、かなり人気のアプリとなることは間違いないと思います。また、違法で音楽をネットにあげているサイトやユーザーも大幅減少となり、犯罪予防にもつながると思います。

3番目 映画チーム

スマートフォン全機種に対応の、海外番組も字幕付で視聴可能なアプリ「どこでもTV」を考案!
新型コロナウイルスの感染拡大を受けておうち時間が増える中、家の中でも楽しめるようにという理由から、このアプリを思いついたようです。
海外番組というとドラマを想像しがちですが、ニュアンスとしては、ドラマだけでなくバラエティ番組やニュース番組も視聴できて、英語圏以外にも世界各国の番組が視聴できるアプリではないかと思いました。その場合、言語だけでなく各国の慣習や、どういう放送が人気を博しているのかなど、その国の今も昔も知れる優秀なアプリだと思います。事前に字幕の妥当性チェックも行う予定ということです。問題点として月額費用(500円)がかかることをあげていましたが、対費用効果を鑑みると妥当なのかもしれません。発表する姿も、海外番組の字幕に対する思いや、授業以外でも外国語に触れたい気持ちがよく表れているようでした。

ゲームチーム
音楽チーム
映画チーム

まとめ

1日の感想を、一人ひとり簡単に発表してもらいました。

皆さん、弊社に訪問する前は「もともとIT系には興味がなかった」「人数の少ない会社って・・・」「IT系って難しそう」などとマイナスなイメージを持っていたようですが、実際に色々な説明や体験をしてみて「コーティング作業で画面が変わる瞬間が面白かった」「少人数でも楽しそう」「実際話を聞いて前よりこの職業に興味を持った」など、それぞれの心情に変化がありました。

「無知はけっして悪を生まない。危険な罪悪を生むのはただ誤謬ごびゅうの観念である。」

フランスで活躍した哲学者、ルソーの言葉です。

今回の経験を経て、あらゆる物事に対して先入観やイメージに囚われず、疑問や探究心を常に抱き、考え、経験し、知識を深めていくことの大切さを再認識して頂けたなら幸いです。

須恵高校の皆さん、この度は、お越しいただきありがとうございました。

レポート:A